2012年10月3日
秋まきの種とりが始まりました。
アブラナ科の種はだいたい、2-3日で芽がでる。
玉ねぎは5日ほどかかるのだけど、ダイコンなんかは特に早い。
種まきしたことちょいと忘れてたらモヤシになってしまった・・・
作業日誌 9月29日
たねまき
- 畑菜
- かきな
- 唐人菜
- 五木ダイコン
土作り
- 鶏糞
- 石灰
- 干し草
なかでも、楽しみなのが、鮮やかな赤の昔野菜、「五木赤大根」
双葉は茎が赤く、葉っぱも濃い深緑。もうすでに赤大根の面影が!
すごい楽しみ♪
しかし、アブラナ科ばかりなので交雑が大変。
アブラナ属のゲノムタイプ分類
Aゲノム Brassica rapa(N=10):ハクサイ、カブ、ミズナ
Bゲノム Brassica nigra (N=8):クロガラシ
Cゲノム Brassica oleracea(N=9):キャベツ、コールラビ、ブロッコリー
ABゲノム Brassica juncea (N=18):セイヨウカラシナ
ACゲノム Brassica napus (N=19):セイヨウナタネ、ハクラン
ダイコン属 ダイコン
ゲノムタイプが違うと交雑の確率は低くなる。
ロマネスコはブロッコリーと同属だからCゲノム。
一緒に種とりしてもそんなに問題にならない。
ロマネスコの苗 |
かきな、畑菜、唐人菜はたぶんAタイプだろうから、混ざりやすい。
どうしても純粋な固定種を残したい野菜は、食べてみてから絞ろうと思う。
会うはずのなかった地方の昔野菜たちが出会い、新野菜の誕生となれば、それはそれで楽しいかも・・・?
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