2018年10月6日

英語で学ぶ発酵づくしの3日間 "The Art of Fermentation School"

0 件のコメント :



3日間の発酵ワークショップ

海外のヴィーガン料理教室とのタイアップ企画で、3日間にわたり基礎調味料の作り方や和食文化の基礎を学ぶ「発酵合宿」を開催しました。
「種麹と豆麹が買いたくて日本に来た」「豆麹はどうやって作るのか」「ネパールの納豆は糸を引かないが、日本の納豆菌は何が違うのか」「麹蓋はどこで買えるのか?」「pHをどう調節すればよい?」
マレーシア、ネパール、シンガポールの発酵マニアが集い、鋭い質問が飛び交う。メンバーたちは、3日間寝食をともにすればすぐに仲良しに。寝ても覚めても「菌(理想の恋人は「こうじさん!」)の話で盛り上がる。
米麹の作り方に始まり、醤油や納豆、甘酒、豆乳ヨーグルトを仕込み、数々の発酵食品をテイスティング。

地元の酒蔵・醤油蔵でマニアックなお話を伺い、奈良漬やさんでは、味噌づくりを教えていただきました。
どうしても譲ってほしい!と、味噌蔵にあった麹蓋をひとり2枚づつお買い上げ。サインする社長。
宇陀は、薬草文化発祥の地でもあり、発酵以外にも、植物の観点からも、藍染や薬酒など、宇陀ならではの文化もお話できてよかったです。
大願寺の薬草料理
Mr. プラントハンターの案内で薬草狩りのフィールドワーク
コンパクトな町でこれほど濃厚な講座ができるのも伝統的な生産者が多い宇陀ならではだと思います。
この日のために準備した英語のテキストは20Pほどに。これだけの内容を英語で学べる場所は日本ではあまりないはず。
英語、中国語、マレー語が飛び交う中、中国語の方が通じやすい専門用語もあったりして、2 ヶ国語で解説ができたのは華僑系の人たちにとってはよかったみたいです。
初めての試みでいろいろと不備もありましたが、さらなるブラッシュアップをしていければなあと思います。奈良から世界へ〜⭐️

プログラム

DAY1
ランチ:大願寺薬草料理
レクチャー:和食の基礎知識と発酵
Lesson 1:麹&塩麹
Lesson 2:豆乳ヨーグルト
Lesson 3:甘酒
DAY 2 
Field work:生産者訪問(醤油&酒)
Lesson 4:プラント・ハンティング&薬酒づくり
Lesson 5:味噌づくり&テイステティング
Lesson 6:納豆
DAY 3
Lesson 7:醤油づくり
Lesson 8:豆腐

ご協力いただいた皆様

ありがとうございました!
会場: ゲストハウス「奈の音」 
講師&テキストデザイン: Yukiko Sunamoto 
味噌づくり講師: 奈良一奈良漬 いせ弥 
薬酒づくり講師:  Mr. プラントハンター 
企画協力&写真撮影:Hiroko Fujita
お料理: Natural&organic「polepoleなぎの森。」
材料提供:宮本農園みやもと糀店 / ハッピー太郎 / qotoriya /豊かなる民 / 山本 直樹 (Naoki Yamamoto)

0 件のコメント :

コメントを投稿