2012年3月10日

日本みつばち見学

2 件のコメント :
綾部で週末養蜂されている志賀さんに日本ミツバチの話を聞きに行ってきました。
メンバーは、みつばちに興味をもつ丹後の農家さん&研修生の4人。
ちょこっと見学&ハチミツ買って帰ろう会のつもりが、3時間半話に聞き入ってしまいました。
みつばちの世界は奥が深くて、めちゃめちゃおもしろいです!
週末養蜂HP:http://foodpia.geocities.jp/mituro36/index.html



みつばちに興味をもったきっかけはブータン。
食器だなにみつばちが勝手に作った巣からはちみつをとっていました。どぶろくを仕込んでいる家が多いので、自然に集まってくるそう。
ブータンには、畜産・林業・農業という区分がなく、暮らしの一部として家畜がいて、菜園で野菜を育て、森で山菜やきのこを採集して、という生活が新鮮でした。
山があって、海があって、畑がある。生物がいる。
自然のつながりが見えるのが、理想的な暮らしだと思えました。











(左)分蜂の様子 (右)丸太をくりぬいた巣箱(撮影:ブータンにて)

日本では養蜂は江戸時代には業として商売が行われていましたが、やがて西洋ミツバチが入ってくると、ほとんどが収量の高い西洋ミツバチにおきかわっていく。

今では、愛好家が趣味で育てているくらいで、巣枠などに共通の規格がなく、それぞれがバラバラの巣箱を使っている。
志賀さんは30 年前に舞鶴の養蜂家から習ったという。重箱式巣箱は、今でも30 年前のアイデアが使われているそうです(図2)。


















図2.重箱式巣箱の設計図



(左)巣枠なし (右)巣枠あり

志賀さんは今でも巣箱の改良を続け、すでに1000 を超える箱を試作したという。趣味で始められた養蜂で、大学の研究者を始め、日本ミツバチの蜜蝋や蜂蜜を使った商品をいろんな業界の人と共同開発されているのがすごいです。

ハチミツは志賀郷の三土市(3週目の土曜日)で出店されているのですが、毎月大盛況の三土市も3月17日(土)で最後なのだそう。
ためしに80gを買ってみましたが、これはおいしいのですぐになくなってしまいます。次は300gのにしよう。


綾部市志賀郷三土市HP:
http://sigasatosando.jimdo.com/



ミツバチもやってみたい気持ちが大きくなってきました。
やりたいことがどんどん増えていきます。
できることからひとつひとつ、こなしていかなければ!

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2 件のコメント :

  1. コメント失礼します。僕はアメリカに語学留学している大阪の大学生です。
    農業に興味があり、オランダの農業について調べていたらワーへニンゲン大学(正確な発音がわかりませんw)の存在を知り、このページにたどり着きました。
    農業について色々お聞きしたいことがあるので、もしよければお時間いただけないでしょうか?

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  2. メッセージありがとうございます。
    よかったら自己紹介のメールフォームから連絡ください。

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