2012年9月20日
農的暮らしをめぐる女子旅(1)
先週は滋賀県、今週は 北海道から友達が遊びに来てくれました。
「農業や自給自足に興味がある」とのことだったので、農的暮らしをしている素敵な人に会って、話をきいて、行き方のヒントになればなぁと思っていろんな人にお庭や畑をみせてもらいました。
約8名のアグロエコな生活をおくる人々とのインタビュー内容
自給自足といっても、稼ぎは必要。2畝あれば自給できる。食べるものには困らないけど、服買ったり、車も必要だし、年120万は稼がないと。
冬の間は、農業ができないので、出稼ぎに行く人もいる。このあたりでは、冬は蔵人として働いたり、季節労働をしている。
私は畑でなく、山のものを採取して自給している。震災で、食べ物がないと言ってるけど、道端に生えている草は食べられるものでいっぱい。こんなに食べれるものがあるのに、なぜ栽培するのか?雑草だといって作物を育てるために抜いている草だって食べられる。
農薬は体に悪いということを身をもって知った。ねぎを育てるために、20回の農薬散布が認められている。農薬をまいていた頃は、体がしんどくて寝込むことがあった。薬をやめたら楽になった。スーパーに売ってるものはほとんどが農薬漬け。それくらい怖いものを食べている。
商売用のハウスと自給用の畑は別にしている。自分の食べる分は、農薬を使わない。あまれば、近所に配り、また、別の野菜が帰ってくる。スーパーで買うより安全。
田舎では、仕事がないから自分で作らないといけない。何かもっていないと厳しい。まずは、仕事を続けながら畑つきの古民家に住んでみるといい。そして、商売になるくらい思い切り趣味を追求する。
ブルーベリー栽培というけど、もともとブルーベリーは日本にも自生していた。野生種には、4種類あった。わざわざ横文字を使わなくても、日本の地のもんとして売り出せばいいのに・・・?
野菜、山菜、果樹、きのこ、すべて自給できるように畑を設計した。実家は漁師なので、魚も自給できている。ポイントは、年中、自給できること。しいたけだけで、20種類つくっている。低温・中温・高温性があり、四季を通じて収穫できる。しかし、趣味だからできること。商売にしようとは思っていない。
畑は最初によく考えて購入しないと。水を引くのが大変だった。あとは、雪。公道に近いと除雪車が入るが、私道は自分で雪かきしないといけない。
私自身も、いろいろと参考になりました。
今回、会えなかった人もいたけど、それはまたの機会に・・・
10月・11月もツアーやりますよっ
詳細こちら
「海と山のくらしをめぐる体験ツアー・2本立て」
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