2012年10月22日

日本新薬植物資料館

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今日は、神前ふるさとを守る会のイベントで、薬膳料理と薬草園を楽しむツアーに参加してきました。
薬膳料理は、なんと、母校である南陽高校(木津川市)のすぐそば。
こんなところにあったなんて!びっくりな発見です。

山科にある新日本薬品植物資料館では、グループに分かれて植物園を案内していただきました。

 
 
 新日本製薬は、回虫の虫下しの薬を日本ではじめて国産化に成功。
回虫駆除薬は、サントニンを含むヨモギから作られるのですが、シナヨモギ(Artemisia cina)は輸出禁止されていました。そこで、サントニンを含む野生のヨモギをフランスから入手。
壬生で育種選抜されたので、ミブヨモギ(Artemisia martima)と名づけられました。

ミブヨモギをさらに、交配を重ね、有効成分が3%まで高まった頃、高度成長期に入り、回虫がいなくなったとか。
うれなくなった、ミブヨモギは、植物園にひっそりと植わってましたとさ。


それにしても、面白い植物がたくさんあって楽しかった!

食虫植物




 

キソウテンガイ



カカオって、幹から花が生えるんですねぇ、、



あと、面白かったお話は、ダイダイ。
 


まぁ、どこにでもあるフルーツなのですが、成年と実がつかない年がある隔年結果の果物と違って、ダイダイは、去年の実と今年の実が同時に成る、つまり、ダイダイ成るからダイダイなのだそう。
代々繁栄するという語呂合わせの良さから、昔から庭に植えられていました。
隔年結果である果物と、レモンもそうですが、実が落ちない果物は何が違うのでしょうか・・・?


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