2013年4月16日
交雑防止ネットの配備
まぼろしの京野菜「畑菜」のたねとり中。さっそく篠山の勉強会で学んだ交雑防止ネットを手作りしました!
前回記事:広島県農業ジーンバンクの船越さんの畑指導
江戸の京野菜「はたけ菜」
1m×1m、高さ1.8m
2.3mの網も売ってるらしいのだけど、ホームセンターでは1.8しか見つかりませんでした。
糸が腐らないように、釣り糸を使って縫います。
不器用なので、朝2時(ってか、夜中)に起きて作り始めたのだけど、予定外にあれこれ時間がかかり、畑菜とダイコンの2つ作る予定が一つしか作れませんでした・・・。
網の外側の花が咲いたのを確認してから、内側の花をぜんぶ一回落とし、確実に他の花粉が混ざらないようににします。
なぜ、外側がそろってからかというと、もし何かの拍子に虫が網の中に入ってしまっても、一度、外側の畑菜にタッチしてからだと、中に入った時点で、同じ畑菜の花粉がついているので、交雑がさけられるということです。
これは、ジーンバンクのやり方なので、かなり徹底した交雑防止策です。
ただ、アブラナ科は他殖性が強いので、同じ株では受粉しません。
防虫ネットをかけると、収量はかなり減りそう。
以前のからし菜採種はハウスをかりてやってたので、人工交配は今回初挑戦。
7時半には仕事にいかないといけないので、タイムリミットに合わせて作業しないといけませんが土に触れている時間が楽しくて、時間を忘れそうになります。
これからどんどん日が長くなるのが楽しみだなあ~
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