2013年7月15日
育てるならどれ?トマトの品種の選び方と楽しみ方
今年は4種類のトマトを育ててます。世界には千種類あると言われるトマト。日本では常識の「丸くて赤い」はところ変わればいろいろです。
日本で流通しているトマトは、青い状態で収穫され、輸送されている間に赤くなるという。
真っ赤に実ったトマトを畑でそのまま食べられるのは、自給菜園ならではの楽しみですね。
4 tomato spices are grown in my garden. All are for different purpose. Green zebra for steak, san marzano for tomato source. Micro tomato for salad.
◆甘いトマトか、酸っぱいトマトか。
「 えっ?トマトが酸っぱい??」
南米原産のトマトが日本で普及したのは昭和初期だと言われています。
戦前に広まったポンデローザ系トマトは酸味があったそうです。
「昔のトマトはうまかった。今のトマトは甘いばっかり」
というお年寄りの話をきいたことありませんか。
原種に近いトマトは酸味があるんですね。
今では高値で取引される贈答品の「フルーツトマト」に代表されるように、糖度が高ければ高いほどウマいとみなされてます。
日本人の味覚が甘いもの志向になってる今、酸味のあるトマトは敬遠されるかもしれません。
グリーンゼブラは加熱用の酸味が強いタイプ。シマウマのような模様が入る。
ちょいと固めなので、油で炒めてチーズをトッピングし、トマトステーキに。
料理の仕方を工夫すれば楽しいのでしょうけど、こういう品種は一般家庭向きではなく、食べ方の工夫ができるシェフのいるレストラン向きかもしれませんね。
グリーンゼブラ |
◆加熱用か、生食用か。
いろんなタイプのトマトを育ててみようと思った時に、考慮に入れるポイント。加熱して食べる用?生食用?バランスよく育てると、いろんな用途が楽しめます。
マイクロトマトは、原種に近い小さな実がつく超ミニトマト。
サラダ用やケーキのトッピングなどにも使われてます。
ブータンで農村調査していたころにもよく家庭菜園で見かけたのがこのタイプ。
ほぼ野生化しており、支柱のいらない地這いで育てられています。
マイクロトマト |
そして、サンマルツァーノは加熱用の芯止まり型。
イタリアンソースに。
芯止まり型は、上に伸びず、下の方にかたまって実がいっぱいできます。
収穫時期が一気にくるので、苗を作る時期をずらせばよかったな~と反省。
来年の課題が残ります。
こうして、1年、1年、また学習。
サンマルツァーノ |
さて、続きはたねとりが完了したころに・・・
来年は絶対育てたい品種。
昔トマトのポンデローザ、ポテトリーフ型のブランディーワイン。
フリル型のアコーディオン。
ドワーフ種と呼ばれる鉢植えにもできる超矮性のトマト。
矮性でも大玉になるやつも。
British Seedより |
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