2018年2月6日

<開催報告>究極のスローフード、本気の葛加工

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第1回葛加工が終わりました。
「本気の葛加工ってタイトルになってたけど、ほんとに本気ですね?!」
と、参加者一同びっくりの葛会になりました。


まず、集合してすぐ山へ。
Mr. プラントハンターこと、地元の薬草名人の案内で葛の根を探しに行きます。
名前をだしてほしくないとのことなのでここではMr.プラントハンターと呼びます。
道中のこれまでのハント話など、もう、めちゃくちゃおもしろいのです。

夏は堤防や土手を覆い尽くすように茂っている葛ですが、冬場は地上の蔓が目印になります。
葛の蔓には鞘がついています。さすがはマメ科!
この蔓と鞘を目印に根元が太く育った葛を探します。

いつの間にか岩をどけるために必死で岩堀になっていました・・・

プロの葛の根掘りさんはこれの数倍の太さの葛根を掘られますが素人集団なのであしからず・・!さて、でんぷんはどのくらいとれるのでしょうか?


葛の根を切りわけ、洗ってから精製します。



臼と杵で繊維を砕く様子はちつきのよう。

繊維を細かくして、人力でもみだします。
晒で濾し、上澄みを捨てては沈殿させる作業を5 回~6 回繰り返します。



次の日。
沈殿させた時間によってこれほど差が。

さっそく、そこに沈殿している葛粉でくずもちづくり。
一番精製度の高い葛と、粗い葛の根の繊維がまじった茶色いくずもちと2 種類食べ比べ。



こちら、粗い葛粉でつくったもの。
アクは抜けているけど、甘草のような根の風味がしっかり残っていて、薬膳のようなくずもちができあがりました。こちらの方がおいしいという声も!



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