2020年9月13日
古代染色ラボ(全5回)〜発酵と植物と色の研究室〜
発酵と植物と染色の知恵をテーマに毎回研究室のラボ形式で実験するメンバーを募集します。講師がいて、教えてもらったことを学ぶのではなくて、昔の文献をひもとき、自分たちでやってみて学ぶ形です。参加費は最低限の材料費と資料代をいただいています。
(研究会では媒染剤や技法を深掘りしますが、作った媒染剤などを使っての草木染色は各自で楽しんでください。奈良産キハダや染色用生薬の小分け販売もしています。)
FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/634719607436729/
◆定員:各回5名
◆料金:2000円(材料費、資料代、備品等)
(全回参加がおすすめですが単発でも可能です。)
◆スケジュール
第1回 10月5日(月) 14:00-16:00
研究テーマ:「お歯黒」
いきなり濃いですが、お歯黒は実は乳酸発酵で鉄を溶かして作る媒染剤で、昔から染色に使われてきました。昔の文献をひもとき、お歯黒鉄の媒染剤をつくります。
第2回 10月19日(月) 14:00-16:00
研究テーマ:「灰」
こんにゃく作りや染色、発酵にも活かせる灰は、アルカリに持っていくことで酵素や菌の力を活用する昔ながらの知恵。灰屋という職業もいまや消えてしまいました。様々な植物から灰を作ります。
第3回 11月9日 (月) 14:00-16:00
研究テーマ:「ねば糊」
染色の型抜きにつかわれるねば糊をもち米や糠、石灰を使って作ります。古代の和文様をもとに、型染めの型も一緒に掘ってみましょう。
第4回 11月23日 (月) 14:00-16:00
研究テーマ:「柿渋」
奈良は渋柿の一大産地(全国3位)ですが、柿渋はほとんど利用されていません。一閑張りや自然塗料としても使える柿渋アートを研究します。
第5回 12月7日 (月) 14:00-16:00
研究テーマ:「生薬」
奈良は生薬に加工される薬草の産地です。生薬には抗菌作用があったり、防虫効果があるものも。奈良で加工されている生薬を使って身の回りのものを染める実験です。
◆会場:里山文庫
(奈良県天理市成願寺町197-1番地)
◆参加申し込み
info@satoyamaplan.comへ下記をご連絡ください。
①お名前 ②お住いの市町村 ③お電話番号 ④emailアドレス ⑤参加日 ⑥ひとこと
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