2014年2月2日
舞鶴かぶを収穫しました
喜多地区で育てられてきた、いまや絶滅したとされる舞鶴かぶ。成長の様子はこちら:前回記事「まぼろしの舞鶴カブの成長」
やっぱりこれから種をとってもらうなら、舞鶴の農家さんにお渡ししたいなぁと思い、賛同してくださった農家さんのところへ、母本選抜したカブの株を移植してきました。
これでリスク分散になるといいのですが・・・
さて、お味の方は、とてもマイルド!
カタチも綺麗な丸というより、ごつごつしていて、まだら模様がはいっている、改良種にはみられない形質だったので、野趣あふれる味なんだろうか?と思っていたのだけど、これは甘みがあっておいしいです!!
土の断面図 |
左から、日野菜、チャイナローズ、黒丸、唐人菜、舞鶴カブ。
粗放栽培なので、できはわるいですが・・・
舞鶴カブはそんな中でも、よく太ってくれましたねー
ほんと、同じ畝で、同じ時期に植えたカブでも、品種によってずいぶん変わるものです。
その土地にあった種を選ぶことが大切なんですね。
前回記事:虫に食べられやすいカブ、食べられにくいカブ
ホームガーデンに見る植物民俗学(1)五木の赤大根を探しに熊本へ
右はしのが舞鶴かぶ |
様々なかぶの品種。まだら模様の舞鶴カブはあやめ雪ににている。 |
ぜんぶ五木村のマーケットで売られていた赤大根 |
この時期、寒さにふれると、葉の色は、アントシアニンを蓄積させ、緑から紫へと変化していきます。ちょうど、紅葉と同じメカニズムですね。
そして、春の兆しがみえれば、その紫の葉の中央から、そっと、緑の若葉が芽吹き始めるのです。
葉の色をみれば、植物の気持ちがわかるような気がしますよね。
今年は温暖で、緑の葉がすでにのぞいています。
花芽分化がはじまっているのでしょう。
五木赤大根も、トウ立ちの準備がはじまっています。
右は葉が紫で細長い。左は葉が緑でまんまるとおおきい大根。
おなじタネから、これほど多様な形がうまれます。
カーボロネロも葉がぴーんと立ってます。
雪解けにおこる姿勢なのですが、ことしはもう春がきたかのようです。
つぼみ菜は、からし菜の変種で、春に葉の間からタラの芽のようにふくらんでくる芽を食べるのですが、すでにもうつぼみができていて感動!
つぼみ菜は一度食べたら忘れられない感動物の野菜ですよ!
その前につぼみ菜が食べれそうでよかったです。
さぁて、これから暖冬のまま季節が過ぎ行くのでしょうか・・・?
平和が続くと逆に警戒してしまうのは私だけでしょうか?
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