2015年8月30日

在来種のたねとり菜園づくり(1)在来種のたねとり菜園の準備にむけて

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林をかき分け人里離れた山へ。
京都市内のとある山主さんのもとに行ってきました。




そこは、本格的な大人たちの遊び場。
山を切り開き、農園をつくり、女中ならぬ「男中」とよばれる料理人たちが、自分たちで育てた食材で腕を振るう。
キノコあり、養蜂あり、セルフビルドで小屋を建て、ピザ釜、おくどさん、コンポストトイレまでつくってしまう。
毎週活動しているそうで、今週末も40人もの猛者たちが集っていました。


基地の一角で、たねとり菜園をはじめたいとおもいます。

"soil is the best seed bank." (土は最良のシードバンク)
オーストラリアのシードセイバー、ミシェルとジュードとの交流で印象に残った言葉。
タネを受け継ぐには、立派な保管庫をつくるよりも、タネをまき続けなさいということでした。

前回記事:オーストラリアのSeed Savers’ Networkとの交流


全国の山村へタネを訪ねて旅し集めたタネは、豆類だけで100を超え、タネ専用の冷蔵庫ももういっぱいになっていました。

タネを播ける場所を探していたのですが、ようやく、うちに播いてもいいよと言ってもらえる場所に出会いました。




本当に山の中なので、開墾や獣害対策が必要で、すぐに播けるわけではありませんが、たねを播ける大地がみつかってうれしいです。


いずれは、育っている作物を見てほしいタネを選んでもらったり、味の多様性などを感じてもらえる"living seedbank"になればと思います。



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