ラベル 丹後暮らし の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
2014年6月3日
農ある暮らしを訪ねる旅(4)丹後半島、和紙の里とムギ畑を訪ねて
週末、伊根のムギ畑に行ってきました。
今回は、麦畑のお手伝いに援農隊が来てくれました。
もう、初対面のみなさんだとは思えないほど、道中もりあがってました!
今回は、麦畑のお手伝いに援農隊が来てくれました。
もう、初対面のみなさんだとは思えないほど、道中もりあがってました!
せっかくなので、里山と海を楽しむ旅へ―。
雑穀みゅーじあむを開催した上世屋と、舟屋の集落もまわりました。
雑穀みゅーじあむの様子はこちら
ちょうど田植えが終わったばかりの世屋。
風がとっても気持ちよかった。
紙漉きのアトリエ「いとをかし工房」を訪ね、お話をききながらみんなでランチ。
もう、ここに住むー!と言いながら、いつの間にか、おひるねタイム・・・。
これ、なんでしょう?
切り干し大根みたいだけど、和紙なんです。
糸紡ぎで和紙を紡いで・・・
糸にします。
そして、風船にぐるぐるまいて、
和紙の手鞠。
午後からは、ムギ畑でまじめにお勉強。
16種類の麦の成長記録とサンプル収集。
うち、2種類は、発芽の段階からうまくいかなくてほとんど育たなかった。
ライムギは、群を抜いて背が高く、ひょろりと長い。
モチ麦系は、けっこうな確率で鳥に食べられた。
あとはまだ熟してない。
粉になってる姿は目にするけど、穂の状態ってなかなか見る機会がありません。
ムギは初めて蒔きましたが、ずいぶん、いろんな形がありますね。
| モチ麦。この子は、穂が垂れ下がってるのがかわいい。 |
| コムギ色ってこんな感じかしら? |
ムギの品種の違いがわかりやすいように、サンプルをドライフラワーに。
舟屋についたころには、もう6時。
カフェでおしゃべりしてたら、すっかり真っ暗に・・・おかげで海のオーロラと言われる、夜光虫がとっても綺麗に見えました!
2014年3月22日
雑穀みゅーじあむを開催しました。
雑穀みゅーじあむin世屋を開催しました。
在来種研究所のメンバーでこじんまりと、雑穀のことを語り合いながら・・・という当初の計画は、どんどん協力者が増えておおきくなり、小さな粒がつないだ縁は、古民家に入りきらないくらいの来場者にお越しいただくイベントになり、予想以上の反響に驚いています。
午前中にチケット100枚完売。チケットたりない、おぜんざいの餅もたりない。席がない。すべてが予想以上で、お客さんに餅焼いてもらったり、後片付けも手伝ってもらったり・・・。いろんな方に助けてもらい本当に感謝。
集計すると約150人の来場者がありました。交通手段のない里山にこれほど人が入るのはびっくり、と村の人も驚いておられました。いろんな方の応援あってのことです。
高島のみなさんの雑穀カフェ、宮津エコツーリズム推進協議会のちいさな里山ツアー、タネ仲間たちがあつまる種の交換会、古代米を提供いただいた赤米保存会、前泊合宿に協力していただいた天橋立ユースホステル、三重の雑穀農家、写真を提供していただいた先生方、種をもってきてくれた参加者たち、そして世屋の加工グループや地元のおばあちゃんたち。
たーくさんのご縁と出会いをいただきました。一度かぎりのイベントではなく、今後に活きる濃い一日になりました!みなさま、ありがとうございました。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【日 時】 2014年3月16日(日) 10:00〜16:00
【会 場】 いとをかし工房・こうもりの家(宮津市上世屋794)
【主 催】 たねだね在来種研究所
【協 力】 いとをかし/koti cafe /ココ丹後2014
【facebookページ】 https://www.facebook.com/events/1460515377510319/
【公式サイト】 http://millet-museum.tumblr.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
雑穀みゅーじあむの様子・・・
![]() |
| 映画の上映「むかしの農業」 |
公共交通手段のない秘境。東京、三重、滋賀、兵庫と、いろんなところからお客さんが来られ、ベトナムのタネやら、地方の独特の在来種があつまり、たねの交換会も盛り上がっていました。
![]() |
| タネの交換会 |
宮津エコツーリズム推進協議会のガイドさんによる里山をめぐる小さなたび
参加してよかった!と評判でした。
![]() |
| 世屋の里山をめぐるツアー |
脱穀、製粉体験コーナー
滋賀県高島にあるカフェ、koti cafeさんのつぶつぶらんち
![]() |
| 古民家カフェの様子 |
とてもたのしかったよー!
![]() |
| 雑穀みゅーじあむスタッフ集合写真 |
そして、3月いっぱいで丹後を卒業することになりました。
4月から宇治市内での勤務になります。
落ち着いたらまた畑再開したいです。
引っ越しに1週間しか時間がなく、どたばたです。
4年間すごした丹後。
いい思い出がいっぱいです。
また遊びに来ます!
村のばぁちゃんたちと種会議(2)世屋高原「はなうた」さんの雑穀をたずねて
丹後半島の暮らしに出会う地域まるごと文化祭「ココ丹後」開催!
雑穀がつなぐ物語~世屋のおばあとたねトークしてきました~
2014年3月4日
「あかごめ学校」との再会・・・
あぁ、またここに戻ってきたんだなぁ。
2009年春。丹後に赴任して間もない頃。オランダに留学する前の、懐かしい写真に出会いました。
Mixたんごひとびと。
すてきな丹後人に出会う暮らしの交流旅(Mixひとびとtango)がはじまったころでした。
それまでの私は、山登りは少ししていたけど、農業に興味があるでもなく、育ってる人参も見たことない普通の都会人でした。
人はある日、突然変わることもあるのです。
こういう生き方がしたい、と思った時、きっとどんなふうにも変われるのです。
2009年は私にとって転機の年でした。
占星術ではサターンリターンというらしい今後の人生の分岐となる29歳前後の転機。
私は農業を学ぶため、オランダに旅立つことを決める。
とくかく、できるだけ、土にふれたい。
でも、市役所や普及センターは、就農以外で畑を借りたい人間を相手にはしてくれません。
丹後は田舎すぎて、畑が身近すぎて、私のように、都会から来て畑がやってみたい人のための市民団体などありません。ニーズがないから市民農園がないのだそうです。
そこで、農業をやっている人のお話を聞きに行ってはお手伝いさせてもらいました。
「古代米」の本をたまたま手に取った時、弥栄の「あかごめ学校」のことが記述されていたのです。
巻末に記載されていた保存会の連絡先に電話し、芦田さんをお訪ねしたのです。
これは、田植え体験の時の写真。
さなぼりの話、雲南やブータンまで赤米のふるさとを訪ね歩き、初代古代稲研究会の会長として活動された芦田さんの話はとても印象深いものでした。
「丹後国竹野郡芋野郷婇部古与曽赤舂米五斗」
奈良の朝廷に送り届けられたという木簡が出た土地に、石碑が立っています。

帰国後、あれから、はや5年-。
再び、芋野を訪れました。
そんな芦田さんは、昨年亡くなられたことを知りました。
会えず終いだったなぁ。
木簡の「古与曽」にちなんで建てられた「COMEVA古与曽」入口におかれた一枚の写真が目につきました。この写真だ。懐かしさがこみあげてくるようです。
コヨソの2階は資料館+田んぼが見渡せる絶景のカフェスポットとなっています(カフェの営業はイベント時のみ)。
関連リンク:
芋野赤米ブログ
![]() |
| 古代稲の展示 |
赤米保存会のあとを引き継がれた藤村会長に案内していただきました。
芦田さんとともに9種類の古代米を育てられた経験があるようで、品種の違いを解説していただきました。
丹後の「丹」は昔、赤米の献上地であった赤色の穂にちなんでつけられたといいます。
縄文時代に最初に日本に伝わった古代米は、発掘された「プラントオパール」から、短粒のジャポニカ型だったと言われています。
江戸以降、インディカ種の赤米「大唐米」が伝わり、いま育てられている古代米は、インディカが多いようです。
赤米保存会が全国から集められた品種には、短粒のジャポニカがあります。
3大赤米「総社」「対馬」「種子島」
江戸時代以前から連綿と伝えられてきたもの。
人類のルーツと同じで、全ての作物にふるさとがあります。
作物の起源をたどっていくと、いつ、どこからきたのか、物語が見えるのです。
圃場見学の後は、芦田さんの書斎を訪問し、残された資料を拝見。
30年前から赤米の研究をされておられ、もうどこにいっても手に入らないような、とても貴重な資料がたくさん並んでいました。
![]() |
| 総社の赤米 |
![]() |
| 左から、総社、種子島、対馬 |
「いままで仕事でずっと村の調査をしてきたけど、もう聞ける人がいなくなって、学生たちが昔から聞きとりしてた私の話を聞き書きに来るのだ。私は第3者として聞いていただけで、当事者ではないから、やっぱり伝えきれない部分がある。」
資料館の学芸員を引退された方の言葉をふと思い出しました。
昔の人の暮らしや知恵、技術を学び、書きとった書物も、使われなければ失われてしまう。
いま、種とりが当たり前だったころ、赤米や雑穀が当たり前にあったころの話がきける最後の世代だろう。話を聞きたいと思っても、すでに亡くなられた方も多い。
聞き書きをしてきた人の頭の中や、書いたものをさらに、聞き書きする人が必要.
これからは、聞きとりをされた方から聞きとるしかない。
また聞きでしか聞けない話になってしまうかもしれない。
芦田さんの調査されたこれほどの記録をどこまで引き継げる方がいるのでしょうか。
思えば、私が在来作物の道にはまったのも、はじまりは丹後での生活でした。
人の一生に記録できたことは、死んでしまえばリセットかもしれない。
それでも、その記憶はきっとどこかに残るのだ。
そのうち、50年もたてば、もしかしたら私の所に聞き書きにくる若者がくるかもしれない・・・
なんてことを思いながら・・・(それまで生きてればですが^^;)
原点に立ち返り、やりたいことをやって生きよう。
改めておもったのでした。
貴重なお時間ありがとうございました。
2014年1月25日
60年に一度花を咲かせる竹に想う、生きるということ。
竹の花をみたことがありますか?
イネ科だけに、稲にそっくりです。
竹の仲間には、モウソウチク、マダケなど、いろいろな種類がありますが、花を咲かせるのは60年から120年に一度だけ。
その幻の実はお米と同じような味がするのだとか。

Source:Bamboo Garden
生命には周期があります。
タネから芽がでて、成長して、子孫を残し、老いて、枯れていく。
ニンゲンでも同じです。
竹の周期は、品種によって違いますが、60年から120年といわれています。
このことを最初に知ったのは、京都の竹工芸の職人さんを訪ねたときでした。
マダケが真っ白い花を咲かせるのは120年に一度。花を咲かせた竹は、一斉に枯死する。
そのときに、茶色いシミができるのだが、その竹を「シュミ竹」と言って高値で取引されるというのだ。
120年に一度しかとれない竹。古民家の一部として、眠っていることも多い。
古民家が解体されるとき、竹材商は、こぞって建材として使われていた竹を見に行くのだ。
囲炉裏でいぶされた独特の味わいのある「煤竹」。
お茶の世界では、風情あふれる趣の有る道具として重宝される。
竹は、切っても、切ってもたけのこが伸びてくる。
根っこで増える植物。ふだん、タネを残すことはない。
なぜ、60年に一度、花をつけるのだろうか?
根っこで増えた場合、遺伝的には単一になる。異なる血が入る余地がないわけだ。
環境に変異が起こったとき、生き残るには多様な遺伝子を獲得する必要がある。
花を咲かせ、遺伝子を更新し、自らは絶えて行く・・・
そんな話を聞き、ふと、竹の事を思うようになった。
人の人生も80年ほどの周期で終わる
でも、きっと、それは、終わりじゃない。
人が生きた証はどこかに残る・・・
遺伝子の中に記憶は受け継がれていくのだ。
短い人生の中で何を残せるだろうか。
膨大な遺伝情報の中には、大量に意味のないコードが書き込まれている。
もしかしたら無意味なコードは何かの時に切り札になるものかもしれない。
すべてが、つながっていくために、すべてのものが必要とされている。
この世にいらないものなんてないのかもしれない。
竹の花は生き残るために巧妙に仕組まれた自然の英知。
バラや椿のような派手な姿でもなく、風になびいて、しなやかに曲がる。
それでも、すーっと一本の芯が高くとおっている。
何でみとめられないのだろう?
そんな傲慢な考えがふと沸いたとき、黙って目を閉じて竹林を思い浮かべる。
すると、心の中に静かな風がそよぐのが見えるようになる。
竹のように生きよう。
しなやかに、柔軟に、でも、空高く芯を通す竹のようなニンゲンになろう。
60年後、花が咲いたらそれでいいじゃないか。
竹がおしえてくれたこと。
暮らしへの向き合い方。
植物はほんと、いろんなことを教えてくれる。
==============================
関連記事
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(1)おばあちゃんの知恵を学ぶ農村調査
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(2)神様の贈り物―五穀豊穣と9つの種
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(3)照葉樹林文化とブータンの農耕 村のじぃちゃん、ばぁちゃんたちと種会議(1)薦池大納言の黒鞘と白鞘の謎
村のじぃちゃん、ばぁちゃんたちと種会議(2)世屋高原「はなうた」さんの雑穀をたずねて
村のおばあちゃんたちと種会議(3)麦とソバ
ホームガーデンに見る植物民俗学(2)五木村の多様な焼畑のカタチと伝統的知識
ホームガーデンに見る植物民俗学(1)五木の赤大根を探しに熊本へ
民族植物学(3)天然の植物マニキュア
民族植物学(2)伊根に伝わる聖地青島の妙薬
民族植物学(1)貧しい家は娘を百姓に嫁がせた

イネ科だけに、稲にそっくりです。
竹の仲間には、モウソウチク、マダケなど、いろいろな種類がありますが、花を咲かせるのは60年から120年に一度だけ。
その幻の実はお米と同じような味がするのだとか。

Source:Bamboo Garden
生命には周期があります。
タネから芽がでて、成長して、子孫を残し、老いて、枯れていく。
ニンゲンでも同じです。
竹の周期は、品種によって違いますが、60年から120年といわれています。
このことを最初に知ったのは、京都の竹工芸の職人さんを訪ねたときでした。
マダケが真っ白い花を咲かせるのは120年に一度。花を咲かせた竹は、一斉に枯死する。
そのときに、茶色いシミができるのだが、その竹を「シュミ竹」と言って高値で取引されるというのだ。
120年に一度しかとれない竹。古民家の一部として、眠っていることも多い。
古民家が解体されるとき、竹材商は、こぞって建材として使われていた竹を見に行くのだ。
囲炉裏でいぶされた独特の味わいのある「煤竹」。
お茶の世界では、風情あふれる趣の有る道具として重宝される。
竹は、切っても、切ってもたけのこが伸びてくる。
根っこで増える植物。ふだん、タネを残すことはない。
なぜ、60年に一度、花をつけるのだろうか?
根っこで増えた場合、遺伝的には単一になる。異なる血が入る余地がないわけだ。
環境に変異が起こったとき、生き残るには多様な遺伝子を獲得する必要がある。
花を咲かせ、遺伝子を更新し、自らは絶えて行く・・・
そんな話を聞き、ふと、竹の事を思うようになった。
人の人生も80年ほどの周期で終わる
でも、きっと、それは、終わりじゃない。
人が生きた証はどこかに残る・・・
遺伝子の中に記憶は受け継がれていくのだ。
短い人生の中で何を残せるだろうか。
膨大な遺伝情報の中には、大量に意味のないコードが書き込まれている。
もしかしたら無意味なコードは何かの時に切り札になるものかもしれない。
すべてが、つながっていくために、すべてのものが必要とされている。
この世にいらないものなんてないのかもしれない。
竹の花は生き残るために巧妙に仕組まれた自然の英知。
バラや椿のような派手な姿でもなく、風になびいて、しなやかに曲がる。
それでも、すーっと一本の芯が高くとおっている。
何でみとめられないのだろう?
そんな傲慢な考えがふと沸いたとき、黙って目を閉じて竹林を思い浮かべる。
すると、心の中に静かな風がそよぐのが見えるようになる。
竹のように生きよう。
しなやかに、柔軟に、でも、空高く芯を通す竹のようなニンゲンになろう。
60年後、花が咲いたらそれでいいじゃないか。
竹がおしえてくれたこと。
暮らしへの向き合い方。
植物はほんと、いろんなことを教えてくれる。
==============================
関連記事
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(1)おばあちゃんの知恵を学ぶ農村調査
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(2)神様の贈り物―五穀豊穣と9つの種
ブータンの山村集落へ手種(てだね)をたずねて・・・(3)照葉樹林文化とブータンの農耕 村のじぃちゃん、ばぁちゃんたちと種会議(1)薦池大納言の黒鞘と白鞘の謎
村のじぃちゃん、ばぁちゃんたちと種会議(2)世屋高原「はなうた」さんの雑穀をたずねて
村のおばあちゃんたちと種会議(3)麦とソバ
ホームガーデンに見る植物民俗学(2)五木村の多様な焼畑のカタチと伝統的知識
ホームガーデンに見る植物民俗学(1)五木の赤大根を探しに熊本へ
民族植物学(3)天然の植物マニキュア
民族植物学(2)伊根に伝わる聖地青島の妙薬
民族植物学(1)貧しい家は娘を百姓に嫁がせた
2013年9月24日
丹後のコメは特A!・・・って誰が決めたの?食味検査ってどんな検査?
よく、うちのコメは特Aです!って聞くけど、特Aってナニ?誰が決めるの?
と、思ったことないですか?
疑問に思ったので調べてみました。
日本穀物検定協会というところが、毎年検定して決めているのですね。
これが24年度の産地別結果一覧です。
http://www.kokken.or.jp/data/ranking_sanchi.pdf
京都では、丹後だけが特A。
食味検査ってナニ?
検査の種類には2つあります。
1.理学的分析検査
2.官能検査
つまり、数値として表せる客観的な検査と、食べてみてウマいかどうか、主観的な検査があります。
【理学検査】
鮮度判定、アミロース、たん白質、ヨード呈色度、物性試験として米の粘弾性特性を調べるアミログラフ
アミロースやタンパク質は少ない方が粘りが出て、ふっくら炊ける。多いと硬くなる。
低アミロース米の「ミルキークイーン」 は、ウルチ米なのに、モチ米みたいにもっちりなのだそう。食べてみたい!
【官能検査】
香、味、口当たり、粘り、柔らかさなどを、総合的にパネラーが判定。
ウマい米の条件とは?
では、特Aとはどんな米なのか。
日本人的感覚でいうと、ふっくら、粘りがあって、やわらかいお米。
パサパサの香米が好まれるタイやインド人の感覚とはちょっと違うわけです。
匂いや口当たりなんかは、判定員の主観に分かれるところだけど、栄養素など、理学検査で裏付けをとります。
日本では、Mg(マグネシウム)/K(カリウム)の比率が高いのが良い米と言われます。
マグネシウムとカリウムはそれぞれ拮抗作用があって、カリウムが多いと、マグネシウムの吸収が阻害されてしまいます。
Mg/K比率が高い米を、マグネシウム型といって、カリウムに対してマグネシウムが高いと粘りがでるのだそうです。
逆にMg/K率が低いのはカリウム型。多収型の米に多いといいます。
多雨でカリウムが流亡しやすい日本と、基本的に石灰質でカルシウムの蓄積が多いヨーロッパでは、ウマいとされるMg/K比率が変わってくる。味覚も変わってくるのです。
土が国民の食味に影響するというのはとっても面白いと思う。
まさに、風土が食を育んだ形なのです。
栽培条件
特Aの米の検査に出しているという農家さんに聞きました、
「なぜ、おたくのコメはウマいのか?」
どこの地区の米が食味検査に出されたかというのは公表されてない秘密だそうなので、どこの農家さんとは言えませんが・・・。
①昼夜の温度差は10℃以上あること。
その農家さんの田んぼは、霧が立ち込める山間の村にありました。
夜温は涼しい方がいい。
熱帯夜が続くと、 まずくなる。
②水の管理
タイミングがとっても難しい。こまめにみておくこと。
③収穫のタイミング、収穫後の管理
どうも、これらは個々の農家さんの技量にかかってくるようです。
まずは、ウマい品種を使うことが第一条件ですが、土の状態、気候条件、これらは、同じ「丹後産コシヒカリ」でも、少し離れた土地ではかなりばらつきがあります。
ただ特Aがついてるからといって、その米がウマいわけではありません。
丹後の代表の農家のところから収集した米を使うわけですから、その農家さんの腕がよかったのかもしれません。
たとえ、お隣さんでも、他の農家さん では土も違うし、栽培方法も違う。収穫のタイミングや、炊き方も食味に大いに影響する。
だから、産地で米を選ぶのではなく、作り手で選ぶのがウマい米を手に入れる秘訣だと思います。
というわけで。ウマい米をみつけたら作ってる農家さんとこで直接売ってもらおう。
と、思ったことないですか?
疑問に思ったので調べてみました。
日本穀物検定協会というところが、毎年検定して決めているのですね。
これが24年度の産地別結果一覧です。
http://www.kokken.or.jp/data/ranking_sanchi.pdf
京都では、丹後だけが特A。
食味検査ってナニ?
検査の種類には2つあります。
1.理学的分析検査
2.官能検査
つまり、数値として表せる客観的な検査と、食べてみてウマいかどうか、主観的な検査があります。
【理学検査】
鮮度判定、アミロース、たん白質、ヨード呈色度、物性試験として米の粘弾性特性を調べるアミログラフ
アミロースやタンパク質は少ない方が粘りが出て、ふっくら炊ける。多いと硬くなる。
低アミロース米の「ミルキークイーン」 は、ウルチ米なのに、モチ米みたいにもっちりなのだそう。食べてみたい!
【官能検査】
香、味、口当たり、粘り、柔らかさなどを、総合的にパネラーが判定。
ウマい米の条件とは?
では、特Aとはどんな米なのか。
日本人的感覚でいうと、ふっくら、粘りがあって、やわらかいお米。
パサパサの香米が好まれるタイやインド人の感覚とはちょっと違うわけです。
匂いや口当たりなんかは、判定員の主観に分かれるところだけど、栄養素など、理学検査で裏付けをとります。
日本では、Mg(マグネシウム)/K(カリウム)の比率が高いのが良い米と言われます。
マグネシウムとカリウムはそれぞれ拮抗作用があって、カリウムが多いと、マグネシウムの吸収が阻害されてしまいます。
Mg/K比率が高い米を、マグネシウム型といって、カリウムに対してマグネシウムが高いと粘りがでるのだそうです。
逆にMg/K率が低いのはカリウム型。多収型の米に多いといいます。
多雨でカリウムが流亡しやすい日本と、基本的に石灰質でカルシウムの蓄積が多いヨーロッパでは、ウマいとされるMg/K比率が変わってくる。味覚も変わってくるのです。
土が国民の食味に影響するというのはとっても面白いと思う。
まさに、風土が食を育んだ形なのです。
栽培条件
特Aの米の検査に出しているという農家さんに聞きました、
「なぜ、おたくのコメはウマいのか?」
どこの地区の米が食味検査に出されたかというのは公表されてない秘密だそうなので、どこの農家さんとは言えませんが・・・。
①昼夜の温度差は10℃以上あること。
その農家さんの田んぼは、霧が立ち込める山間の村にありました。
夜温は涼しい方がいい。
熱帯夜が続くと、 まずくなる。
②水の管理
タイミングがとっても難しい。こまめにみておくこと。
③収穫のタイミング、収穫後の管理
どうも、これらは個々の農家さんの技量にかかってくるようです。
まずは、ウマい品種を使うことが第一条件ですが、土の状態、気候条件、これらは、同じ「丹後産コシヒカリ」でも、少し離れた土地ではかなりばらつきがあります。
ただ特Aがついてるからといって、その米がウマいわけではありません。
丹後の代表の農家のところから収集した米を使うわけですから、その農家さんの腕がよかったのかもしれません。
たとえ、お隣さんでも、他の農家さん では土も違うし、栽培方法も違う。収穫のタイミングや、炊き方も食味に大いに影響する。
だから、産地で米を選ぶのではなく、作り手で選ぶのがウマい米を手に入れる秘訣だと思います。
というわけで。ウマい米をみつけたら作ってる農家さんとこで直接売ってもらおう。
登録:
投稿
(
Atom
)





















