2012年4月4日
オランダのジーンバンクから種が届きました
オランダの友人から、種を送っていただきました!海外から旅してきた郵便物を見ると嬉しくなります。オランダのジーンバンクやホビーブリーダー(民間の育種家)に受け継がれてきた伝統品種です。他殖性作物はどうしても遺伝的に多様になりやすい反面、純粋な系統維持管理が難しいため、自殖性作物を希望。豆類やウリ科の作物を中心に送ってもらいました。
見た感じ真ん中の紫色の豆は日本の花豆に似ているのだけど・・・。あとのは見たことない感じだ。オランダのジーンバンクにあったのだそうです。
他にも、インドの研究所からも穀物類を送っていただきました。オランダの大学で勉強してきてよかったことは、こうしていろんな国の研究者と今でもつながっていられることだと思います。
理想は、ブータンでやってきたような、小さなコミュニティシードバンクを作ることですが、やはり育種、選抜、そして保存年限があるので更新作業が欠かせません。自分一人では失敗した時に全部だめになってしまうので、こういう希少種の種を共同で保存してもらえる人を探し中です。できれば、同じようなことをやっている方と交流できればなぁと思います。
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前回記事:
「種の不思議(1)植物のオス・メス」
「種の不思議(2) F1のメリット・自家採種のメリット」
「種の不思議(3)怠け者のロバの作り方」
「種とり用の育て方、食べる用の育て方」
「種とり:カブよ、起き上がれ~!!」
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