2012年4月7日

伊根流パーマカルチャー

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パーマカルチャーでは、エディブル・フォレスト(食べられる森)という概念があります。文字通り、食べられる木の実が果物を自然の法則に合った形で植えて、森をつくろうというもの。


まず、パーマカルチャーにはゾーニングという考えがあって、住居(ゾーン0)を中心に、ゾーン1にはよく食べる野菜の菜園を作る、ゾーン2にはあまり毎日は行かないけど、面倒をみる必要がある果樹や田んぼ、小動物などを放し飼いにしておく、ゾーン3にはバンカープランツなどを植えておく。ゾーン4はあまり行かないし、頻繁に面倒見なくてもよい森、飼料作物、牧草地帯。エネルギーがゾーン1~4,5までの農場内で循環できるようにするのが基本。

NICCOホームページより

伊根流のパーマカルチャーを考えるとすれば、これにプラス海が入るだろう。伊根では、山のてっぺんから海の底までつながっている。源流から海、山頂から谷底まで地域内にあって針葉樹、広葉樹と植生が広い。専門家によると、日本全国探しても、ここまで多様性に富んだ地形はなかなか存在しないのだそう。ゾーン4には海が入り、畑のビタミン+海のミネラルで食の幅も豊かになる。海を入れたパーマカルチャーの新たな図式をぜひ提案したい。


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