2012年5月23日
ブータンの有機農業とGNH(2)サムドラップジョンカル州の人々の農と暮らし
「自然と農業」65号で、「ブータンの有機農業とGNH(2)」を執筆しました。前回、ブータンのGNH(Gross National Happiness)とオーガニック100%政策について記事を書きました。
前回の記事:ブータンの有機農業とGNH(1)
ブータンで見つけた豊かさ(講演録)
今回は、サムドラップジョンカル州の人々の農と暮らしについて書きました。
サムドラップジョンカル州はインドとの国境に面した南部の外国人非開放区。ブータンでも最も遅れた未開の地のひとつでもあります。
非解放区に行くには、ビザのほか、「非解放区特別訪問許可書」というのを取らなければなりません(サムドラップジョンカル市内は非解放区でないので大丈夫です)。
これがまた大変で・・・
紆余曲折がありました。裏話はこちら→前ブログ「非解放区への旅立ち」
首都ティンプーなど開発の進んだ西部と違い、東南部の生活は水も電気も不安定。
機械化の影響がほとんどないので、いまだに牛耕がメイン。
電気も最近開通したという。
お風呂は、外の井戸水をため、青空シャワー。
そんなブータンの約40の村を半年かけて訪問した記録です。
雑誌の詳細:
木香書房ホームページ http://www.kikoushobou.net/
機会があれば、ブータンでの有機農業の様子を当ブログでもちょっとづつ紹介していきたいです。
いつか、どこかで「ブータンの農業とGNH」と題して写真展をやりたいのですが、いいアイデアがありましたら教えてください。
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関連記事:
野菜の成長(1)ネパールダイコンができるまで
ブータンのオーガニック100%政策
ブータンの有機農業とGNH(1)有機農業と幸福
ブータンの有機農業とGNH(2)サムドラップジョンカル州の人々の農と暮らし
ブータンで見つけた豊かさ(講演録)@宮津
私とブータンの出会い
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私が働く草津市では、幸福度と第6次産業を研究しているため、もしかしたらチャンスがあるかもしれません(^-^)
返信削除ありがとうございます。
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