2012年11月27日
ネパールダイコンができるまで(3)
今お気に入りの真っ赤な大根です。食べ方はもう決めてます。ネパールの伝統的発酵食品「Sinki(シンキ)」を作ってみたいと思います。
面白いのは、呼び方。
日本の「すぐき」「すんき」と似ています。
日本語の語源は、サンスクリット語だといいます。何か共通しているのでしょうか。
ネパールの友達にこの大根 phutane ratoの特徴について教えてもらいました。
That radish is grown in sub tropical climate....too much wet is not good..i think its neck grows above the ground.
(この子は、亜熱帯地方で育てられている。多湿はよくない。首が地上に出ている。)
種の袋を見てると、同じように地面からまっかな顔をだしてます。
寒い地方の大根は葉が地面に沿って寝ることが多いですが、この子は上に向かって伸びる。
思えば、夏野菜ってそうですね。
夏に生えるものは上に、上に伸びていく。実をつける野菜が多い。草に負けないように。
そして、秋に蒔く野菜は、地上付近の低い位置で生える。根や茎は太くなる。雪に負けないように。
自然って面白い。
★食べ方★
we eat it as fresh salad.....making pickles....making local fermented products (we call it Sinki).
here fermentation means not making alcoholic products............just making them sour....which will b dried after fermentation also making curry....
生サラダ、ピクルス、発酵大根(シンキ)
発酵とは、アルコール発酵ではなく、すっぱくする。
発酵した後、乾燥させてカレーにする。
★シンキの作り方★
まず、収穫後、10日ほど置いておき、しおれさせる。
壺に隙間なく詰め込む。(完全嫌気発酵)
約1ケ月で発酵するので、天日にさらす。
面白いのは、日本のように、塩や糠を使わないということ。
ただ、乾かして、密封するだけ。自然に乳酸発酵させるのだ。
ダイコンの辛み成分が微生物の繁殖を抑えており、乳酸菌は辛みの影響をうけないのだそう。
飼料のサイレージの作り方に似てる。
前回記事:
ネパールダイコンができるまで(1)
ネパールダイコンができるまで(2)
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