2013年8月25日

品種改良は個人のブリーダーがカギ?

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朝日新聞の特集「種子戦争を勝ち抜け」という記事が面白かったので、いろいろ調べてみました。

「品種探しは人探し。」個人のブリーダーがカギを握るという品種改良の話が面白い。
種子の争奪戦は、優秀なブリーダーの争奪戦でもあるのでした。

朝日グローブ http://globe.asahi.com/feature/081103/index.html
 

ヨーロッパでは、個人の育種家がホビーブリーダーと呼ばれ、品種登録したものを種苗会社と契約を結ぶ例があります。 日本でも花卉では、個人のブリーダーが活躍しているようです。

農水省の統計によると、昭和53年から平成20年の間に出願された種苗登録は、種苗会社が53%、個人が26%(図1)。

作物別の内訳をみると、野菜は個人で出願されるものは少ないのですが、品種登録された野菜のうち、約15%が個人名での出願。種苗会社は3割、公的機関が3割。

花卉では個人の登録も多いですが、野菜に関しては、ほとんど種苗会社が品種登録しているものだとおもっていましたが、思ったよりその他が多いなぁという印象。


(図1)出願者の登録状況(農水省統計より)
(図2)作物別の登録状況(農水省統計より)


個人育種家が開発した野菜
マウロさんの地中海トマト http://sicilian-rouge.com/
俵 正彦さんのじゃがいも タワラムラサキ、デストロイヤー、グラウンドペチカなど
http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_takumi/pdf/nagasaki_22.pdf

これらは有名どころですね。ほかにもあったら教えてください。

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