2016年5月25日

在来種のたねとり菜園づくり(6)京都市内にある廃村でたねとり菜園in大見村

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京都市街から車で1時間、といっても、いちおう左京区大原地内に大見村はあります。
あまり知られていませんが、だれもすまなくなり、廃村となっていった集落は、京都市内にもいくつかあるのです。

そんな集落に、ひとり、住みはじめた農家さんがいて、彼を応援するために立ち上がったのが、大見新村プロジェクトのメンバーたち。


あちこちで、在来種のたねをまける場所を探していると大見新村プロジェクトの開墾部長さんが、村の畑に連れて行ってくれました。

大見村は、小浜から京都へと通じた鯖街道のとおりみちにあり、ところどころにある社には、安曇川流域にみられるという筏師を守る水の神様「しこぶちさん」を祭る信仰が垣間みれるのでした。



ちょうど藤の花がきれいに咲いていたので、花見をしながらランチ。そして和製ハーブティーづくり。

イベントをやるとなると、段取りが大変だけど、今回は、それぞれ開墾部のメンバーが自発的に、クロモジを探し始めたり、ハーブティーを作ったり、開墾したり、ハンモックで寝たり。それぞれの時間を楽しめました。

すべて、アレンジされたプログラムをやるのではなく、まちなかではなかなかできない楽器の練習をしたり、巨大スクリーンでドキュメンタリーを鑑賞したり、アウトドアクッキングしたり、それぞれの楽しみ方を考えていけたら面白いかもしれません。
いろんなニーズがありそう。






在来種のたねまきの方は、耕しては、食べ、食べては、ハンモックで昼寝し、なかなかすすみませんでしたが、なんとか、三列ほど開墾。

うぐいすきなこをつくる深緑の大豆、やぶつるあずき、ブータン緑豆、トゥルシー、ミャンマー豆、黒千石、パクチーなど、たねまきしてきました。

さて、今回、はじめてまく種もあり、どうなるか楽しみです。

麦ももうそろそろ収穫できそう。



畑があまっていて、家庭菜園は初心者だけど、在来種のたねをまいてみたい、
とのお話もいろいろとおつなぎいただけるようになりました。

なかなか遠くまではおいつかず、訪ねられていませんが、仕事がお休みの土日はもっぱらたねまきの日々です。いつもありがとうございます。


大見へのアクセスはこちら。

2 件のコメント :

  1. 素晴らしく、壮大な構想ですね。

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  2. はい、機会がありましたらぜひ一度遊びに来てください

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