2012年6月10日
山菜:アケビ[木通/通草] Akebia quinata
アケビ[木通/通草] Akebia quinata、アケビ科アケビ属別名:ムベ、キノメ
アケビって、学名が「アケビア」なんですね。アケビの名前は「開け実」からきたと言われています。日本固有の在来種で学名化したものです。
実はその由来のとおり、熟すと縦にさけて白い果肉をのぞかせます。アケビの仲間には、葉が5枚のアケビ、3枚のミツバアケビ、葉が5枚で暖地に自生する常緑のムベがあります。ムベは実が熟しても裂けません。
新潟では、アケビのことを「キノメ」と呼んでいるらしい。これは、新潟では実ではなく新芽を食べるのが盛んだからだそうです。葉をお浸しにしてもおいしいんですね。
昔のひとが付けた名前って、それだけでどんな植物なのか想像できて面白いです。
アケビのつるは民芸品などにも加工されます。
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