2012年6月6日
山菜:アサツキ[浅葱] Allium schoenoprasum
アサツキ[浅葱](Allium schoenoprasum、ユリ科ネギ属、別名:イトネギ、ウシビル、センボンワケギ)ノビルとアサツキどっちがどっちだっけ~いつも間違えるんですよね~^^;
アサツキは花が咲けばわかります。ノビルは帽子みたいなムカゴ(珠芽)が先っぽにできますが、花は咲かないことが多いです。そしてノビルは葉の断面が三日月型、鱗茎はアサツキより深いです。近縁種では、ヤマラッキョウも食べられます。
ユリ科の仲間には植物毒のアルカロイドを有しているものがけっこう多いです。花が咲けば違いがわかりますが、芽だけのときはスイセンと似ているので間違われることもあるようです。ヒガンバナ科にも毒草が多く、タマスダレの葉にも似てるので要注意。
アサツキは葉、花、根、全部食べられます。花が咲く前はやわらかい針のような葉を和え物などにして食べるとおいしいですが、花も食べられるし、根っこは、花が散って、葉が枯れてからがおいしくなるんです。
花を見つけたら場所をチェックしておいて、秋以降に根元が太いものを掘り起こし、味噌漬けやきざんで薬味にしてもいいですね。
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