2017年12月16日
ならいごとの旅:山添村の材木屋に学ぶ茶道具づくり
台湾茶の作り手を訪ねると、どの茶農家にいっても茶畑にはすぐそこに茶席があり、素敵な樹の茶盆がありました。
お茶を飲む風景を作ろうと有志が集い、山添村の工房の職人さんに木の見方を学びながら、マイ茶盆つくり、そして、制作のあとは自作茶盆でこだわりのお茶一品持ち寄りのお茶会をしました。
講師はベテラン大工の井久保工房さん !
講師はベテラン大工の井久保工房さん !
一代で工房を始め半世紀。いまは、山野草のワークショップを開いたり、町の木工の学校にもなっています。
玄関には伊賀の材木市場から買い付けてくるという木がごろごろ。
わくわく感が漂います。
工房の休憩所には、自作の家具が。
「よくきてくれたな、茶でも飲んでいくか?」
さすがは、大和茶の一大産地でもある大和高原の山添村。
お客さんがきたら、まず、やることは茶を飲むこと。急須が常においてある。
さっそく茶会が始まりそうなモードでしたが、ここは我慢して先に素材選びへ。
近所のおっちゃんたちもきてくれて、できあがった茶盆でこだわりの逸品持ちより茶会。
台湾でも、大和高原でも、茶産地を訪ねると、玄関には茶を飲むスペースがあり、井戸端会議しながら茶会が始まります。そんな茶を飲む日常の風景を楽しむならいごとの旅でした。
次回は、木材の市場を訪問し、素材仕入れからの茶盆づくりを計画中です。
工房の休憩所には、自作の家具が。
「よくきてくれたな、茶でも飲んでいくか?」
さすがは、大和茶の一大産地でもある大和高原の山添村。
お客さんがきたら、まず、やることは茶を飲むこと。急須が常においてある。
さっそく茶会が始まりそうなモードでしたが、ここは我慢して先に素材選びへ。
いい素材がありすぎて選べない・・・
反りを整え、好みの厚さに調整してもらい、
サンダーで削る。
仕上げはエゴマ油を塗るとこんなかんじに!
こちらは、カイヅカイブキ。
素材によっては、油を引かない方がよいものもあるそうで、
「ろう引き」といって、蝋で磨いてゆく。
こんな機械があるなんて!
こちらは、ろう引きの作品!
おなじくカイヅカイブキでも全然違う色合いに。
和菓子職人のメンバーがケーキを作って来てくれ、お茶は手揉み和紅茶から本場宇治茶、台湾茶などなど3種類。
台湾でも、大和高原でも、茶産地を訪ねると、玄関には茶を飲むスペースがあり、井戸端会議しながら茶会が始まります。そんな茶を飲む日常の風景を楽しむならいごとの旅でした。
茶を飲むことを日常に!
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