香港の学生が限界集落で１００％自然エネルギー生活体験

 

香港大学のリーダーシッププログラムで１０名の学生が来日。「水と暮らし」をテーマとして２週間、丹後に滞在中です。受け入れ先となったのは、伊根町のきむら農園さんと、丹後町の夢丹後の杜さん。オリエンテーションに飯炊き＆通訳として参加しました。

参加者は１０名の香港人のほか、フランス人、日本人のスタッフも。国際的な会話が飛び交います。半分に分かれて、Ａチームはまず、丹後町の限界集落で、電気なし、ガスなし、１００％自然エネルギー、１００％山水、の暮らしを体験。Ｂチームは、伊根でビオトープ作り。１週間後にチェンジします。


電気＆ガスなし、１００％自然エネルギー生活、私も体験してみたかったです！最低１週間参加できることが条件だったので、残念ながら、オリエンテーションとさようなら会のみ参加させてもらうことに。でも、これは楽しい！


まず、夜中に電気がないので、発電の方法、ランプの使い方を学ぶ香港学生たち。薪をどこで切ってくるか、薪の割り方、お風呂の焚き方、おくどさんの使い方、などなど、今後、チームで協力し合って生き伸びないといけないので必至に聞いてました。

毎日交代で火の責任者、ランプの責任者、薪の責任者を決めます。日々の暮らしの中で自分の役割を確立していく―素晴らしいリーダーシッププログラムです。

おくどさんで飯を炊く香港学生

初日の感想を聞くと、


「電気なし生活って言うから、トイレも穴だけとか、中国よりひどいと思ってた。テントで震えながら寝るのかと思った！でも建物もトイレもめっちゃきれいでびっくりした！」

うーん、よっぽどひどいとこだって脅されてたんだろうなぁ～笑

Ａチーム、どうしてるだろう。携帯も使えないからなぁ～

一週間後、成長した彼らに会うのが楽しみです！また一つ楽しみが増えました。ありがとう！！


＊＊＊＊＊＊＊＊＊（参考）＊＊＊＊＊＊＊＊

興味のある人は、夢丹後の杜、ゆめ楽舎で体験できます。口コミのみで知る人ぞ知る隠れ家的な手作りのおうち。２００人くらいの人たちが集まってセルフビルドで建てたのだそうです。パソコンもないのでＨＰはないです。予約はお電話で。

夢丹後の杜HP