2012年8月28日

種とり勉強会(1)

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agroecologiaきむら農園で種の勉強会を定期的に開催しています。

秋作では、アブラナ科の作物3つを使って種まきから採種まで取り組みます。
宿題はケール、キャベツ、ブロッコリーの苗作り。

まずは育苗からスタート。
土を一緒に作っていきます。

  •  市販の種まき培土10リットル
  •  ミネラル肥料(モリブデン連作君)が1リットル(一割程度)
  •  水1リットル

まんべんなく混ぜ合わせます。この量でいくと、水稲の育苗トレー2個分の土ができあがりました。



そして、ケール、ブロッコリー、キャベツの種をまきました。
2~3日すると発芽するので、半日日陰においておき、朝、夕水やりをする、という課題がでました。

一週間後、各自、ポットを持ち寄って、苗のでき具合について議論する予定。





一緒に勉強しているアグリガール、ともちゃんの日記です。
彼女のブログは、テンションがめちゃおもろいです!(たまに意味不明だけど^^;)

アグリ女子奮闘記



苗作りのあとはQ&Aタイム。日ごろの疑問を持ち寄ります。

Q:いい種とはどういう種か?大きな種がいいのか?

A:種の大きさは、養分をたくわえる量の違い。発芽のスピードや保管期限などに影響する。
しかし、種の大きさの違いは、成長にはあまり影響しない。
それ以上に、種の水分管理など、事後の保管状態が重要。


 (写真)同じ種でも、左はふるいの網に残ったA級品。右は、ふるい落とされたB級品。



さて、発芽能力や成長にどう影響するのでしょうか・・・?


次回のお楽しみに・・・



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1 件のコメント :

  1. お久しぶりです、大山崎のふじいです。

    種の大きさの違いは、成長にあまり影響しないのですね?!

    最近体外受精をしたのですが、受精卵を大きさや分割の様子など、3種類に分類してグレードを決めるのです。

    もし受精卵も種と同じ傾向であれば、小さい受精卵の場合は、不足かもしれない部分は外から補えばいいということになるのかな〜。受精卵を移殖した後はたくさんホルモンの薬を投入するですが、栄養不足に対して、それは効くのだろうか?とか、いろいろ連想してしまいました(笑)

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