2018年9月3日

【中国フードツアー #07】福建客家土楼で学ぶ食の知恵

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たまに同行者募集している食をめぐる旅。客家土楼編です。今回は初めて日本から同行者が来てくれました!!
客家の保存食が面白い。台湾に通っているときから、本場の客家の食のことを聞きたくてようやく実現。土楼に泊まり、糯米の酒を作ってる酒坊を訪問してきました。


土楼はアパートだと思っていたけど、むしろ街でした。
最大600人住んでいる土楼もあって、長がいる。みんな一族なのだ。


4階建になっていて、1家族につき、縦に1−4階まで借りて住んでいる。1階は厨房、2階は食料庫、3−4階に家族が住んでいるのだという。


円形もあれば、方形も。方形のは4角に札が貼ってあったり、風水に基づいた設計が。





土楼には、レストランもあれば、宿もあり、防災の仕組みがある要塞でもあり、各家庭が持ってる茶工場で作られたお茶や保存食を売る商店でもある。
お詣りする寺廟や食料庫があり、鶏もいる。酒を作る工房も、各土楼にある。

糯米酒の作り方
まるで小さな経済圏。そんな土楼で数え切れないくらいの家族と過ごし、食してきました。

どぶろくを作る土楼の宿

特に印象深買ったのが6代目という若い女性がやってる酒坊。ここがめっちゃ面白い!
その土楼がこちら。




麦の麹も見せていただき、いろんなタイプのお酒を飲み比べ。客家の酒の特徴は紅麹!



なんと、最後の工程は絞った酒をモミガラ薫炭で燻すのだ。かぐわしい酒が出来上がるのでした。母乳に良いとかで、出産直後に飲むのがおすすめだそうな。




こちら、バーも兼ね、飲みながら夜はふける・・・



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