2012年5月5日

キンリョウヘンの花が咲きました!

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ついに開花しました~!!キンリョウヘン(金陵辺 Cymbidium floribundam)の花、かわいい~

前回の記事:キンリョウヘンの花芽の様子


蘭のシンビジウムの仲間であるキンリョウヘンの特徴は、このとおり、小さな花がいっぱいつくことです。
キンリョウヘンについては、あまり書かれたものがありませんが、育て方はシンビジウムとほとんど同じなので、趣味の園芸などでシンビジウムの育て方を調べるといいです。


日本みつばちは他の蘭には誘引されず、キンリョウヘンはそれぞれの地域のミツバチが分封する頃に合わせて花が咲くので、ミツバチ愛好家には必須アイテムなのです。


しかし、ミツバチはキンリョウヘンの花粉を利用できないらしく、蜜をとるために集まってくるわけではないようです。恐らく、ミツバチを誘うフェロモンに似た物質を発しているのだろうといわれています。西洋ミツバチと東洋ミツバチでは誘引されるフェロモンが異なり、西洋ミツバチはレモンバームにも終結するのだとか。

シンビジウムは一年に一度しか開花しないので、ミツバチを捕まえるなら今しかありません。分封期を逃したらまたあと一年待たないといけないことになります。

春になり、やることが一気に増えてきました。今年が無理なら、また来年。ぼちぼちやろう。


参考文献:
菅原道夫(2005年)「ミツバチ学」東海大学出版会
日本在来種ミツバチの会編(2000年)「日本みつばち:在来種養蜂の実際」農文協

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