2015年9月21日

ならいごとの旅 in 台湾(1)「漂流」から「停留」へ

0 件のコメント :
農村で生きる術やなりわいを学ぶ7日間の国際キャラバンin台湾が始まりました。
つながりと口コミで集まった3カ国のメンバーたち。
出会って1週間とは思えないくらい、濃い、濃い、キャラバンになりました。

緣分總是奇妙而且美好的, 為了追逐隨之而來的美妙邂逅, 我又再一次來到台灣細細品嘗隨著茶香而來,與茶農朋友之間無國界的故事分享其中的深厚底蘊
一定還會有再見面的一天的 ,朋友們!不論是在台灣,中國或是日本。
members from 3 countries travelled together based on social connections to see rural livelihood and learn about tea. it is "social tourism". hope to have a tour again in china, taiwan or in japan next year, too!!


「漂留」流れて留まる。
都会から地方へ、そして、「漂流」から「停留」へ。
どこかに留まるために旅をするということー。

台湾では、「人生を変える宿100選」「宿主と生業を交換する旅」、「WWOOFができる宿の物語」、など楽しい本がたくさん出版されています。
「漂流台東」「漂流花蓮」「移住花蓮」などなど、テーマをもった旅の本が書店に並ぶ。

一生に一度は行ってみたい民宿50選



少数民族の伝統漁業を学んで、現代の持続可能な漁業に活かそうと旅する少年の話、料理人が蜜香紅茶を使った料理メニューを開発するために茶農家で修行する話。
政府が日本語での紹介VTRも作っていて、観光案内所でみせてもらえます。



テーマをもった旅の本


民宿に泊まって暮らしを交換するー。職人やアーティスト、移住者などを訪ねる旅の宿。

都会よりも、地方にこそ面白い出会いや人生を変える物語がある。
手に職をもつこと、技術を交換すること、テーマをもって何かを学ぶ修行の旅。
それが「漂留」なのです(たぶん。違ってたら教えてください><)。


私たちの旅も、烏龍茶の製法を学びたい、薬草の宿を作りたい、持続可能な教育のモデルを探したい、エコビレッジに住みたい、目的はそれぞれの仲間たちが、加わったり、離れたりしながら、流れています。

紅茶の父と尊敬される活動を作ってこられた農家さん、
農村フェアトレードに取り組まれている詩人、
街中で公共空間のリノベをしながら農産物の物語を伝えるショップオーナー。

薬草のこと、お茶づくりのこと、コミュニティデザインのことなど、
たくさん交流させていただきました。

台湾は、通えば、通うほど、いろんな出会いがあり、今はまだ「漂流」に近いのですが、人の出入りがある旅もいいなあと思います。
明日は、また、タイのエコビレッジで自給自足しながら環境教育を学んでいた中国人が合流し、一緒に面白い人たちに会いに行く予定です。


台湾では、日本のおもしろい地方もたくさん紹介されているのだけど、
日本では台湾のガイド本というと、台北9割で、ほとんどがグルメか観光施設。
人そのものの物語やこういった地方のムーブメントが紹介されることはほとんどありません。

次回は、龍井茶の茶商さんが取り組む杭州エコビレッジと雲南の茶の原木を探しに行くinternational tea tourを企画中。
いつか、日本でもつながりをたどって農村の生業を学ぶ「国際漂留旅行」やってみたい。
ぜひ一度、世界のどこかで「漂留」体験してみませんか?

(つづく・・・)

WWOOFの本も何冊かでています。


参考サイト
Taiwanstay http://taiwanstay.net.tw
台北ナビ http://www.taipeinavi.com/
旅々台北.com http://www.tabitabi-taipei.com/



 ==============================
関連記事
ならいごとの旅 in 台湾(5)宜蘭でエコな暮らしを学ぶ博覧会
ならいごとの旅 in 台湾(6)茶農家の食卓
ならいごとの旅 in 台湾(7)地域のお母さんに学ぶ季節の保存食
ならいごとの旅in台湾(8)客家の植物民俗と保存食の知恵
ならいごとの旅 in 台湾(9)ふくろうの森と藍文化の復興
ならいごとの旅 in 台湾(10)山に生きるルカイ族の民族植物と愛玉づくり
ならいごとの旅 in 台湾(11)パイワン族の粟と紅藜にみる種への信仰
ならいごとの旅 in 台湾(12)ルカイ族の種取りと発酵に学ぶ民族の知恵


0 件のコメント :

コメントを投稿